会長方針  2024-2025年度

高橋郁夫
第72代会長 小此木正博
「親睦で奉仕に勢いを、ラーニングで奉仕に信念を、さあ行動しよう」

 

2024-2025年度ステファニー A.アーチック RI会長のテーマは

「THE MAGIC OF ROTARY ロータリーのマジック」です。

アーチックRI会長がドミニカ共和国で浄水器の設置を手伝っていた際、浄水器の片方から汚い水が入り、反対側から透明な水が出てくるのを見ていた少年が、浄水器を止めた時に発した「もう一度魔法を見せて」と言った言葉を聞いて、会長の人生も変わったと述べています。まさにこの時の感動がこのスローガンを生んだと言えます。

国際ロータリー第2840地区 2024-2025年度 森 末廣ガバナーは地区のスローガンとして「会員一人一人が主役、つながりを広げ、さあ行動しよう」を掲げました。

クラブがロータリーの行動計画、クラブの戦略計画に基づいてより良くなるために変化し、ロータリーの強さを維持できるように、会員一人一人が参加する積極的な関りを呼び掛けています。

私は一人一人が奉仕の行動を起こすことがマジックを生み、ロータリーモーメントに繋がると確信し、アーチックRI会長と国際ロータリー第2840地区森ガバナーに強く共感いたします。

ロータリーが100年以上も続き、全世界に広まりその存在意義が揺るぎないものとなった基礎には、不変の理念があると思います。それは時代背景も映し出し、時代とともに変化してきました。私が入会して最初にロータリー会場に入るときに見た4つのテストと職業奉仕4つの反省は、当時の私にとっては暗黙の勇気と安心感を与えてくれました。70周年を終えた伊勢崎ロータリークラブは71年目の今年度、もう一度ロータリーの高潔性を意識し、今まで脚光を浴びたことのない職業奉仕4つの反省を取り上げ、歴史を学びながら、近代・未来につなげる事業を行いたいと思います。

そして、学びながら親睦を深めることが奉仕活動を円滑にかつ心強く進めていく秘訣だと確信します。親睦と奉仕、ラーニングと奉仕をいつも実感できるような事業を組んでゆきます。

奉仕事業は継続事業としてしっかり定着してきました。継続事業はしっかりと深掘りして未来に繋げていきます。特に児童養護施設の卒園生に対してのスーツ寄贈とみらい奨学金制度は今年度も更なる拡大を目指します。進学する卒園生ばかりでなく、就職する卒園生に向けての働きかけも開始したいと思います。

そして、毎週の例会の内容や演出にも改良を加えていきたいと思います。

1時間を有意義に計画し多様な価値観に対応し、耳で聞くことだけでなく目で見ることも重視し、退会防止にもつながる例会を目指します。

本年度は71年目ということで、クラブ戦略計画策定も重要な事業になります。国際ロータリーの方針でも、3年単位の継続的事業を推進せよ、という指示もでておりますので、しっかりと取り組んでいきたいと思います。

会員増強と退会防止も両立して取り組み、従来の会員増強にDEIの考えも取り入れ将来を見据えたクラブ運営を目指します。

会員の皆様、多様な価値観をお持ちの全会員が団結し、一年間ご理解と絶大なるご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

最後に、令和6年4月27日、伊勢崎ロータリークラブ創立70周年記念式典で発表した

伊勢崎ロータリークラブの未来に向けての言葉を添付します。素晴らしいビジョンです!

【添付】

「70年前に誕生した伊勢崎ロータリークラブはロータリーの理念のもと、諸先輩方のたゆまぬご努力と情熱により、今日まで発展してまいりました。その姿に深い尊厳の念を抱きます。これまでの歴史と伝統、伊勢崎ロータリークラブの精神を大切に受け継ぎ、新しい歴史を築いていくことが現会員の責務であると考えます。70周年を機にロータリーの原点に立ち返ると共に、時代や環境の変化に対応し、より良いクラブを目指して歩みを進めます。

他者を思いやり、人のために尽くすことのできる仲間を増やし、世界で地域社会で求められる奉仕活動を実践して参ります。クラブの活力は会員相互の信頼と友情に基づくものです。

100年以上にわたりロータリークラブに脈々と流れる、高潔性と超我の奉仕の理念を胸に、新しい流れも積極的に取り入れて、希望ある未来へとロータリーの心をつないで参ります。」

重点目標

1.より深くロータリーを学ぶ
  ・各事業や活動を掘り下げて、奉仕(Service)とは何か、また親睦の本質を探究する

2.例会プログラムの充実

3.奉仕事業の計画・実施・参加
  ・地域社会、子供達に向けて、思いを込めた奉仕事業を実践する
  ・児童養護施設を卒園し進学する学生を前年度創設された奨学金制度により支援する

4.会員増強

5.創立70周年記念事業・記念式典を全員参加で実施する

6.国際大会に参加する(開催都市:シンガポール)

7.ロータリー賞に挑戦する(目標26項目中、13項目以上の達成を目指す)

数値目標

1.会員増強  新入会員の入会10名以上

2.出席率   90%以上            

3.寄  付  ロータリー財団  年次基金   1人 150ドル以上
                 ポリオプラス 1人  30ドル以上
        米山記念奨学会  普通寄付・特別寄付合計で1人 16,000円以上
        みらい支援基金         1人 20,000円